こんにちは、得クマです。
もうすぐ「節分」ですね。
「節分」といえば豆まきをしたり恵方巻きを食べたりしますね。
今年もパパたちは鬼に扮して子供たちに追い回されることでしょうw
しかし、誰もが知っているそんな当たり前の行事の豆まきってなぜするんでしょう??恵方巻きはなぜ食べるんでしょうか??
今回はそんな「節分」のおさらいや正しい恵方巻きの食べ方などをご紹介したいと思います。
節分とは?
「節分」とは「季節を分ける」という意味があり、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言います。
しかしその中でも旧暦では立春が年の始まりだと考えられていたこともあり、立春の前日だけが「節分」と呼ばれるようになったようです。
昔は立春がお正月で節分が大晦日みたいに考えられていたんですね。
節分の日
「節分」の日は毎年2月3日だと思われている方が多いですが、実は違います。
立春の日というのは太陽の角度によって決まっていて、太陽の角度が315度になった日を立春と呼ぶらしいのです。
「節分」とは立春の前日のこと指すので、立春の日によっては2月3日ではなく2月2日になったりする年もあります。
「節分は立春の前日」と覚えておきましょう♪
(2016年の節分の日は2月3日です)
豆まきの由来
そもそも豆まきには厄払いのような意味があります。
先程ご説明した通り、昔は立春が新しい年を迎える日だと考えられていたため、その前日の「節分」に一年の厄を払いましょうという意味から行われていた行事なんですね。
鬼を一年の厄災の象徴だと見立て、「鬼は外〜!!福は内〜!!」と豆をまき厄を払い、豆まきが終わったあとは自分の年齢分(もしくは年齢分+1個)の豆を食べて1年の厄除けを願います。
因みに豆まきは夜に行い(鬼は夜にくるとされている為)、戸や窓を開け外に向かって「鬼は外〜」とまいたらすぐに閉め、今度は部屋の中に向かって「福は内〜」とまくのが正しい豆まきの仕方です。
恵方巻きの食べ方
最近では「節分」に恵方巻きを食べるという方も多いですよね。
この風習は元々関西を中心に、その年の恵方(歳徳神(としとくじん)という神様が居られる方向)に向かって無言で福を巻き込むという意味がある巻き寿司を食べ福を呼び込もうと始まったものらしいです。
(恵方巻きの正しい食べ方)
・恵方の方角を向きます、ちなみに恵方は毎年方角が変わります。(2016年は南南東)
・豆まきと同じで夜に食べるようにします。
・包丁を入れずに丸ごと1本かぶりつきます。(縁を切らないという意味)
・無言でお願い事をしながら食べます。(しゃべると運が逃げると言われています)
まとめ
子供のころから当たり前のように思っていた「節分」ですが、調べてみると色々な意味や風習があったんですね。
恵方巻きに関してはまだ関東のほうではあまり馴染みもないようですが、様々な地域で昔からの名残が残っているんだなと感じました。
今年の「節分」も家族皆で厄払いの意味も込めて楽しく豆まきをしましょう♪♪
「鬼は外〜!!福は内〜!!」
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