「老後破産」・・最近何かと話題になっていますね。
日本人の平均寿命が伸びてきている反面年金も今後は減少していくことが予想され、貯金も底をついてパンクしてしまい・・いわゆる「老後破産」してしまうケースも少なくないようです。
生きていく上での生活費・医療費・住宅ローンなど、人によって様々な出費があり計画通りにはなかなか貯金もできないのが現実です。
以前老後の貯蓄はいくら必要か?という記事も書きましたが⇒老後のための貯蓄!!安心な老後生活にはいくら必要か??対策は??
それも踏まえた上で「老後破産」の現状と対策について考えてみたいと思います。(今後の自分達のためにもです)
老後破産とは
老後破産とは簡単に説明すると、高齢者の方が貧困により破産状態の生活を余儀無くされる状態のことです。
現代の日本においてこの老後破産に当てはまる方は年々増加傾向にあると言われています。
老後破産に陥ってしまう理由は様々です。
中には大手企業で働いていて老後貯蓄や退職金をしっかり確保していたにもかかわらず老後破産してしまう方も少なくないようです。
老後になると若い時には予想もしていなかったり軽く考えていた多くの問題が襲ってくる場合があります。
突然の病による医療費
住宅ローン
家族・親戚問題
詐欺被害など
長生きをすればそれだけ問題も増える可能性もあります。
せっかくの老後を不安なく安心して過ごせるために、できるだけ早い段階で真剣に老後について考えておいたほうがいいのかもしれません。
もちろんこれから起こり得る数々の問題を100%回避することは不可能ですし完璧に予測しておくことも無理でしょう。
だからこそ自分の身は自分で守るという意識を持ち若いうちから対策しておくことが大切だと思います。
医療費問題
突然の病や事故による医療費も回避できない大きな問題です。
自分だけでなく家族の誰かが大きな病気を患えば高額な医療費がかかり大きな負担になります。
こうした医療問題の対策として民間の医療保険に加入している方も多いはずです。
日本では約70~80%の人がなんらかの医療保険に加入しているというデータが出ています、国が保険者となっている健康保険もある中さらに民間の医療保険に加入している人が多いので「日本人は保険にお金をかけすぎている」という意見もあるほどです。
民間保険会社の医療保険はプランも様々なタイプのものがあり無料で相談もできるので内容を理解している方も多いと思いますが、意外と国の行っている制度についてはよくわかっていないという方が多いと思います。
【高額療養費制度】
国が保険者となっている健康保険や国民健康保険には高額療養費制度というものがあります。
これは簡単に説明すると、医療機関で支払った金額が一月(月初めから月末)の定められた上限額以上だった場合超過分の金額が全て戻ってくるという制度です。
所得や年齢により上限額は異なりますが、平均して約9万円以上の支払いは全て戻ってくることが多いですので利用しない手はありません。
上限額や細かい条件等はこちらのページで確認できます⇒全国健康保険協会
日々の健康管理はもちろん大事ですが、国や民間の保険制度をしっかりと理解して備えておくことも立派な対策です。
住宅ローン問題
住宅ローンも老後破産に繋がる重要な問題ですね。
一生のうちで最も大きな買い物とも言われるマイホームですが、無理なローン計画から破綻してしまう方も多いようです。
上記の医療問題同様・・いつ何が起こるか人生はわかりません、ましてや老後年金だけでは赤字になるのが普通ですのでローンなど払う余裕はありません。
ですので住宅ローンはできるだけ退職までには完済できるような計画を立てましょう。
何事も計画通りにはいかないのが人生ですので(ましてや長期ローンです)少し余裕を持った計画を立てるのが基本です。
大手企業に勤務していて年収1000~2000万くらいの人のほうがプライドも高く高額のものを購入してしまい・・数年後に破綻する確率が高いという面白いデータもあります。
逆に年収が少ない人のほうが堅実な買い物をするということですねw
住宅ローンを組む時は自分の限界をしっかりと認識して余裕ある計画を立てるように心掛けましょう。
家族問題・詐欺問題
老後破産の理由には他にも様々なものがあります。
不景気からのリストラや精神的な病などで働けなくなった自分の息子や娘との同居で面倒を見るために貯金を減らしたり・・(高齢者が自立できない子供を抱え込む「パラサイト破産」などとも呼ばれています)
逆に老後に独り身で友達などの人間関係も希薄で詐欺被害などにあってしまったり・・
歳をとってくると自分だけの力ではどうしようもないことも増えてきます。
今は少子高齢化で昔のように大家族の家庭も少なくなってきていますし今後はさらに悪化していくと思われます。
人生で幼児期と高齢期だけは自分の力だけでは生きていくのは難しく、幼児期は親が支えてくれますが高齢期に頼れる家族や親族がいないと辛いものです。
金銭的なことだけではなく、自分の老後に孤独で辛い思いをしないためにも家族や親族との良好な関係や本当に信頼のおけて相談できる友人などを見つけておくことも大切なことなのかなと思います。
まとめ
今後は少子高齢化も進み年金受給額も減っていくことが予想されますます厳しくなりそうな老後生活。
金銭的にも精神的にも余裕をもった老後生活を送れるかどうかは自分自身の問題であり責任です。
何も考えずに若いうちに浪費している人と老後の計画をしっかりと立てている人とではきっと将来大きな差が生まれます。
全ての人に必ず訪れる「老後」というものに早くから向き合い意識して備えていきたいものですね。
こちらの記事も合わせてご覧下さい⇒老後のための貯蓄!!安心な老後生活にはいくら必要か??対策は??
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